元ネタは大全集では「先住民族の名前」となっている。
出典と思われる資料が見つからない為、殆どが不明。
とりあえずウィキペディアの英語版で近似の名前の言語(民族名と一致すると思われる)
が出てきたもの・明らかに確定と思われるものを記します。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
ハムバ | Hamba | インドネシアの先住民族? | ※Humba Languageで検索出来たので、hambaという先住民族語がある模様。 |
クワワ | Kuwaa | リベリアの民族 | ※Kuwaa Languageはリベリアの方の言葉らしい。 |
ムジュグ | <保留中> | <保留中> | |
バイ | Vai Bai | ヴァイ族 白族 |
前者はリベリアの少数民族、後者は日本語読みは「ペー族」になるが、 中国雲南省の少数民族 |
オセイ | <保留中> | <保留中> | |
ランガリ | <保留中> | <保留中> | |
ケチェワ | Quechua | ケチュア族 | 南米・ペルー中部の先住民族 |
ガダフム | <保留中> | <保留中> |
元ネタは「土壌の名前」を少しもじったもの。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
シェロ | Siero | セロゼム | 和訳すると灰色土。内陸アジアの、乾燥地域のうち、 砂漠に近い短茎草原下に生ずる成帯土壌(気候や植生によって形成される土壌)の一種。 わずかな腐食を含む、淡灰色ないし暗褐色の表土の直下に炭酸カルシウムの盤層が特徴。 |
レゴ | Rego | 未熟土の一種 | 昔はレグール土と思っていたのだが、どうもスペルが違うぞ、と思い再検索。 「国際的な土壌分類であるU.S. Soil Taxonomyでは、若い土壌をエンディソル(Entisols) として分類し、WRB(世界土壌照合基準)では岩石上の浅い土壌をレプトソル(Leptosols)、 土層は厚いがまだ土壌が十分に発達していないものをレゴゾル(Regosols)と呼んでいます。 (独立行政法人森林総合研究所関西支所さんの研究情報 http://www.fsm.affrc.go.jp/Joho/66/p4a.html より引用しました。)」とのこと。 |
チェルノ | Cherno | チェルノーゼム | ロシア語で「黒い土」という意味。 湿潤と乾燥の中間にあたる草原地帯に形成する成帯土壌の一種で、特にウクライナから ロシアの西のシベリア地方にあるものを言う。 草類の腐食が進み、「土の王様」と呼ばれるほどよく肥えた土。 |
ポド | Pod | ポドソル | ロシア語で「土(pod)」と「灰(sola)」が語源。日本語では「灰白土」。 成帯土壌の一種で、冷帯の針葉樹林帯に形成するのが特徴。 肥沃度が低く、酸性度が高いので、あまり農耕に適してない模様。 この土壌でも栽培をすることはするのですが、牧草や根菜類が中心のようです。 |
ラト | Lato | ラトソル | ラテライトとも。日本語では紅色土。成帯土壌で、熱帯~亜熱帯という 高温多湿地帯に形成する土壌。風化作用や分解作用が激しく、 表層に溶けない鉄やアルミニウムが集まっているので、赤い色をするのだとか。 日干しれんがの材料となる土だそうです。 |
グライ | Gley | グライ層 | 土壌層のうち、水分に飽和されて還元状態になっている部分。 河床低地、台地上の凹地、山麓、段丘岸直下など地下水の浅い(高い)ところ に発現するらしい。 |
バーティ | Vertisol | バーティソル | ウィキペディアの英文を覗いた程度で書くと、粘土質の黒い土。 オーストラリア東部、インド、スーダン、アメリカ南部やメキシコ、ナイジェリアや 中国等、広範囲に分布する模様。コメなどに適した土壌。 |
ブルニ | Bruni | プレーリー土 | 別名がブルニゼム。チェルノーゼムと同じ、成帯土壌の半乾燥土壌で、 特に北アメリカのグレートプレーンズの辺を指します。 チェルノーゼムよりも劣るが、やはり肥えた土で、 特に小麦・トウモロコシの栽培地域となっている。 |
元ネタは「アラビアンナイト(千夜一夜物語)の登場人物の名前」。
アラビアンナイト未読の為(前半の人名の多そうな話をざざっと見た程度)、
その人がどこの話に出て来るか、と言う紹介程度で表記します。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
シャールカーン | Sharrkan | シャールカーン王子 | 「オマル・アル・ネマーン王とそのいみじき二人の王子シャールカーンと ダウールマカーンとの物語」(44~145夜)の主人公格で、 ノーズハトゥの異母兄弟で妻。 父親がオマル・アル・ネマーン王。 |
ネマーン | Nu'uman Neman | オマル・アル・ネマーン王 | 「オマル・アル・ネマーン王と……」に登場。 話の前半で亡くなる模様。 |
ダンダーン | Dandan | 大宰相ダンダーン | 「オマル・アル・ネマーン王と……」に登場。 ノーズハトゥの弟、ダウールマカーン王に仕えた宰相。 |
シャハリヤール | Shahryar | シャハリヤール王 | 「千夜一夜物語」全体の主人公。インド、中国など諸国の王。 先の妃に欺かれてから、女性を憎み、次々と王妃を殺したりしたが、 シャハラザードが妃になって、千一夜にわたる話を聞いてからは、 王の心境が一変したと言う。 |
アバールハサン | Aboulhusn Abu al-Hasan | アバールハサン | 「アリ・ベン・ベッカルと美しきシャムエンナハールの物語」 (第152夜 - 第169夜)に登場。 |
マルザワーン | Marzawan | マルザワーン | ブドゥール姫の物語」(第170夜 - 第236夜)に登場。 |
アルマノス | Armanus | アルマノス | 「ブドゥール姫の物語」に登場する人物。 |
スライマーン | Suleiman Soleiman | スライマーン・シャー王 | 「オマル・アル・ネマーン王と……」内、「ドニヤ姫と王冠太子との物語」 (108~112/129~137夜)の登場人物。 ダンダーンが語った物語で、王冠太子の父親。 |