元は「星座の名前」。おなじみの星座ばかり。
なお、フリーメイジ男とは星座が重複しない。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
アリエス | Aries | 牡羊座 | 黄道十二星座のひとつ。ギリシア神話だと、父王に憎まれた兄妹フリクロスと ヘレを乗せて黒海東岸のコルキスまでとんだ金色の牡羊。初冬の星座。 |
サジタリウス | Sagittarius | 射手座 | 黄道十二星座の一つ。冬至点。ギリシア神話で半人半馬のケンタウロス族に属する、 賢者ケイロンの姿をかたどっている。ちょうど蠍座のアンタレスを弓で狙う形になる。 星座の主体となすのが、ひしゃく型に並ぶ六個の星(ζ、τ、σ、φ、λ、μ)で、 これがいわゆる南斗六星。晩夏の星座。 |
ライブラ | Libra | 天秤座 | 黄道十二星座の一つ。古代ギリシアでは、この星座のあたりに昼夜を平分する秋分点が 有ったので(現在は乙女座)、「正義の女神アストライアの持つ天秤」にしたらしい。 しかし、見方によっては、となりの蠍座が振り上げた大きな「はさみ」にも見える。 数個の3等星の配置となっているので、あまりはっきりと「天秤座」とわかりにくい。 初夏の星座。 |
タウラス | Taurus | 牡牛座 | 黄道十二星座の一つ。ギリシア神話では、大神ゼウスが、フェニキアの女性 エウロペの元に通うときの化身。冬の星座の代表格。 |
ジェミニ | Gemini | 双子座 | 黄道十二星座の一つ。現在夏至点のある星座。 α星カストル、β星ポルックスは、ギリシア神話の双子の英雄カストルと ポリュデウケスから取ったという話は有名。春の星座の代表格。 |
カプリコーン | Capricornus | 山羊座 | 黄道十二星座の一つ。大きな天域に2等以下の暗い星々で逆三角形を作っている。 この形は、ヤギの角、あごひげを持った牧羊神パーンが、 川のほとりで怪物テュフォンに襲われ、下半身を魚の形にして、 川のなかに逃げるときの姿らしい。秋の星座。 |
キグナス | Kygnus | 白鳥座 | 天の川に位置する北天の大星座で、大きな十字形を描いている。 ギリシア神話のスパルタ王テュンダレオスの妃レダのもとに通う、 ゼウスの化身という。また、南十字星(Southern Cross)にたいし、 「北十字星(Nouthern Cross)」とも呼ばれる。秋(初秋頃)の星座。 |
クラックス | Crux | 南十字座 | 南天の川沿いにある南十字星(Southern Cross)を主体とする星座。 γ星とα星を結んだ直線の延長線上に南極点があり、方角を 知るのによく使われる。日本では波照間島(沖縄県)など一部でしか見ることができない。 |
元ネタは、「宝石の名前」。
比較的誕生石になっているものが多い。メジャーな宝石ばかり。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
エメラルド | Emerald | エメラルド | 緑柱玉、緑宝石、翠玉、翠緑玉、エムロードとも言う。 緑柱石の一種。5月の誕生石。 |
アメジスト | Amethyst | アメジスト | アメシスト、紫水晶とも。水晶(石英)の一種。 2月の誕生石。宮城県小原、鳥取県藤屋などが産地として有名。 |
オニキス | Onyx | オニキス | オニックスとも縞瑪瑙とも言います。玉髄の一種。 石英の微細結晶の集合体で、層状または縞状の模様のある鉱物。 カメオの材料などにも使われる。 |
トパーズ | Topaz | トパーズ | 黄玉とも。斜方晶系の柱状の結晶で、石英よりやや硬い。 柱面に縦に並行な条線があります。 質は硬いがもろく、透明又は半透明で、いろいろな色がある。 十一月の誕生石。 |
ガーネット | Garnet | ガーネット | 別名石榴(ざくろ)石。主に研磨剤・宝石に使われる石で、 色は黄・褐・赤・黒等がある。 一月の誕生石。 |
オパール | Opal | オパール | 蛋白石とも。半透明又は不透明な、含水珪酸が成分の鉱物。 白、黄、紅、褐、緑、灰、青などの色で、瑠璃光沢又は真珠光沢を持つ。 十月の誕生石。 |
ルビー | Ruby | ルビー | 紅玉とも。鋼玉の一種。 金鋼ないしガラス光沢をもつ、透明又はそれに近い、紅色を帯びた石。 ミャンマー等が主産地。紅玉とも。七月の誕生石。 |
サファイア | Sapphire | サファイア | 別名青石。「鋼玉」の一種。瑠璃光を有し、青色、時には淡い黄緑色のものもある、 透明の鉱物。鋼玉のうち、濃い紅色の石をルビー、それ以外はサファイアと分類される模様。 九月の誕生石。 |
元ネタは「ギリシア神話に登場する英雄の英語読み」。
フリーファイター(女)のキャラ名ときちんとリンクされているのが特徴。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
ヘクター | Hector | ヘクトル | ホメロスの叙事詩「イリアス」に登場する英雄。 トロイア王。 トロイア戦争でアキレウスに討たれる。妻はアンドロマケ。 「ヘクトル」はギリシアでは「支える者」だが、英語「hector」は 「どなる人」や「脅しつける、いじめる」という意味がある。 |
オライオン | Orion | オリオン | ゼウスの時代では数少ない巨人で、狩人。 最初の妻が シデ。女神アルテミスの放った蠍によって死んだというのが一番有名。 |
ジェイスン | Jason | イアソン | アイオロスの孫でアイソンの子。 妻がメディア。 本来なら王子さまになるはずだったが、その座を奪った叔父ペリアスに王国返還を求めた ところ、無理難題を言われるが遠征し、結果王国奪回を果たす。 この遠征にはヘラクレスなども参加している。 |
シーシアス | Theseus | テセウス | アテナイの英雄。クレタ島の迷宮で怪獣ミノタウロスを退治する等、 数々の冒険をして、功績をたてる。のちにアテナイの王となり、アッティカを統一。 妻はヒッポリュテーだが他説あり。 |
アキリーズ | Achilles | アキレウス | ホメロスの「イリアス」の中心人物。ペレウスと女神テティスの子。 トロイア戦争でのギリシア軍随一の英雄として、ヘクトルを討つ。 が、 ヘクトルの兄パリス(一説にアポロン)に、不死身のからだの唯一の弱点・踵を 射られて死亡。 妻はデイダメイア。 |
ユリシーズ | Ulysses | オデュッセウス | ウリッセースと書く場合もある。イリアスの「オデュッセイア」の主人公。イタカ王 トロイア戦争の英雄の一人で、「トロイの木馬」を発案した。 妻はペネロペ。 |
パーシアス | Perseus | ペルセウス | ゼウスとダナエの子。 女怪メドゥサを倒し、またエチオピアの王女アンドロメダを怪物の手から救いだし、 妻とする。後、神託の予言通り、誤って祖父を殺してしまい、 生地アルゴスを去って、テュンリスとミュケナイを支配。 |
ハーキュリーズ | Hercules | ヘラクレス | ギリシア神話中最大の英雄といわれている男。ゼウスとアルクメネの子。 諸方を遍歴し、様々な猛獣や怪物を退治したりしたが、 最後の妻デイアネイラの嫉妬の為に、非業の死を遂げる。 ちなみに、彼は60人、子を残しているとか。 |
元ネタは「ギリシア神話に出て来る人名」。
というか、フリーファイター男の元ネタの妻。順番もシンクロしている。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
アンドロマケー | Andromache | アンドロマケー | 小アジアの南、トロアスのテベの国の王、エエティオンの娘で、ヘクトル(ヘクター)の妻。 トロイア戦争の間にテベを攻略した敵将アキレウスによって、父と7人の兄弟が殺され、 また夫も戦死し、トロイアが落ちると、ひとり息子を殺され、自分もアキレウスの息子 ネオプトレモスに捕えられ、3人の子を生む。 |
シーデー | Side | シデ | 「ざくろ」という意味がある。巨人オリオン(オライオン)の最初の妻で、 ヘラと美を競ったので、ゼウスによって冥界に落された。 |
メディア | Media | メディア | コルキスの王女で魔法に通じていたとのこと。 金毛羊皮を取りに来たイアソン(ジェイスン)に恋し、羊皮入手を助けて一緒に ギリシアに行き、妻となります。のち夫に裏切られたため、彼の新しい妻と我が子を殺し、 有翼の車に載ってアテナイに逃亡した。 |
ヒッポリュテー | Hippolyte | ヒッポリュテー | アマゾンの女王でテセウス(シーシアス)の妻(他説あり)。 ヘラクレスの「十二の功業」の9番目の難業「ヒッポリュテー女王の帯を取って来る」 というのがあり、ヘラクレスと戦う。この戦いの結末は諸説あり、 1.彼女が戦死したという説、2.生き延びて、テセウスが妹のアンティオペを さらっていった復讐にアテナイの町を襲ったという説、3.捕えられてやがて テセウスと結婚してヒッポリュトスの母となった、という説。元ネタ的には3番採用。 ちなみに、クレテウスの娘でアカストスの妻もヒッポリュテーらしい。 |
デーイダメイア | Deidameia | デイダメイア | スキュロス島の王リュコメデスの娘で、アキレウス(アキリーズ)の妻。 訳あってアキレウスがリュコメデス王に預けられ、女装して女たちの部屋で隠れ住むことに なった頃、彼がデイダメイアと交わって、息子が生まれる。 が、アキレウスはそこに長くいることができず、オデュッセウスに見破られて、 彼女とともにトロイアに行き、戻ることはなかったという。 |
ペネロープ | Penelope | ペネロペ | スパルタの王イカリオスと妻ニンフペリボイアの娘。オデュッセウス(ユリシーズ)と結婚。 夫の帰りを二十年待ち、その間、求婚者たちをあのてこの手で遠ざけたという、 結婚における貞淑と忍耐の代名詞とまでなった人。夫が帰ってきてから、第2子を産むが、 長男はこのとき20歳過ぎていたという。 |
アンドロメダ | Andromeda | アンドロメダ | パレスティナ(エティオペア説あり)のイオッペ王のケペウスと王妃カシオッペイアの娘。 カシオッペイアが自分の娘の方が海神ネレウスの娘たちより美しいと自慢したため、 怒ったポセイドンらが海蛇を国に送って荒らさせる。アンドロメダが犠牲にならなければ ならないと神託がでたので、鎖でつながれたところ、メドゥサ殺しの帰りに通りかかった ペルセウス(パーシアス)が助けて、彼女を妻にする。 |
ディアネイラ | Deianeira | デイアネイラ | カリュドン王オイネウスとアルタイアの娘で、ヘラクレス(ハーキュリーズ)の二番目の妻。 ヘラクレスとアケロオス河神が彼女をめぐってレスリングの試合をし、ヘラクレスが勝って ディアネイラと結婚、彼女の父がテスプロティア人を倒すのを手助けした。 後、ヘラクレスに愛人がいることを知り、嫉妬して媚薬(と言われていたネッソスの血)を つけた下着をヘラクレスに送り、それを着た彼は結局死んでしまい、 彼女も悲しみのあまり自殺する。 |
インペリアルガード(男) Imperial Guard(M)
元ネタは、一言で言えば「名将」。大全集では「古今の将軍」となっている。
歴史上、(特に戦争史で)重要な人名ばかりが揃う。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
ワレンシュタイン | Wallenstein | ワレンシュタイン (1538~1634) |
三十年戦争の旧教側の庸兵隊長。 資金と手腕によってデンマーク・スウェーデン軍を撃退し、旧教側の中心人物 となったが、勝手に敵軍と休戦交渉を行ったため、「野心あり」と疑われて暗殺された。 |
タンクレッド | Tancred | タンクレアウス (1078頃~1112) |
英語読みでタンクレッドになる。ノルマン人の戦士で、ロベール・ギスカールの孫 (甥とする辞典もあった)。第1回十字軍に参加、ニカイア占領、アンティオキアや タルソスなどの攻囲戦、エルサレム占領に武功を立ててガレリア侯に封じられる。 また、ティベリアス公国の支配権を持ち、アンティオキア侯領も支配。 タッソの書いた「エルサレムの解放」という叙事詩の主人公にもなっている。 |
ダブー | Davout | ダブー (1770~1823) |
フランスの軍人で、ブリエンヌ士官学校のナポレオン(1世)の同級生。 将軍としてナポレオンのエジプト遠征に従軍、その後帝国の元帥になり 各地を転戦、ロシア遠征では第一軍を指揮。後に公爵、大公、陸軍大臣となる。 王政復古後は貴族にもなった。 |
マールバラ | Marlborough | マールバラ (1650~1722) |
イギリスの軍人。ジェームズ二世に即位前から仕えた為、即位後には重用された。が、 名誉革命の時にはウィリアム三世側につく。その後アン女王の代では、スペイン継承戦争時 にイギリス・オランダ連合軍総司令官になり大活躍するが、後に権力争いに敗れ、免職。 |
ハンニバル | Hannibal | ハンニバル (前247頃~前183) |
カルタゴの名将。スペイン領の総司令官。第2ポエニ戦争で有名なアルプス越えをして、 ローマを大混乱におとしいれた。 後、内政改革をしようとして、反対派により小アジアに逃げざるを得なくなり、 その後自殺。 |
エパミノンダス | Epaminondas | エパミノンダス (前418頃~前362) |
古代ギリシアのテーベの将軍、政治家。スパルタに大打撃を与え、 テーベを台頭させるが、彼が戦死した後、テーベは急に勢力を減らす。 |
グスタフ | Gustav | グスタフ=アドルフ (1594~1632) |
スウェーデン王。グスタフ2世。 騎兵、歩兵、砲兵を結合した近代戦術をはじめ、三十年戦争に1630年新教徒保護の 名目でドイツに新入参戦、連勝していたが、ワレンシュタインに敗れ戦死します。 ちなみにグスタフ5世も二度の大戦中、ずっと中立を守った名君。 |
ベリサリウス | Belisarius | ベリサリオス (505頃~565) |
東ローマ帝国の武将。アフリカでバンダルを破り、シチリア、南イタリア、 ローマを攻略、さらにフン族(東ゴート国)を撃退するなど、ユスティニアヌス1世の ローマ帝国統一事業に貢献した。 |
インペリアルガード(女) Imperial Guard(F)
元ネタは「ローマ神話の女神」。
由来のところはギリシア神話で同一視される女神の名前を明記する。
キャラクタ名 | spell | 由来 | 備考 |
ミネルバ | Minerva | アテナ | ゼウスの娘で芸術、技術、平和、戦の女神。象徴は盾、槍、聖木はオリーブ、聖鳥は ふくろう。アテネの守護神とされている。あとは、オリュンポス十二神のひとり。 |
ルナ | Luna | セレネ | 古い月の女神で、ティタン神族のヒュペリオンとテイアの子。 銀の戦車に乗って天を駆けめぐる。オリュムポス神の周囲の小さな女神だという。 あと、最終的にはディアナ(=アルテミス)に吸収されるらしい。 |
ユノー | Juno | ヘラ | 主神ユピテル(=ゼウス)の妻。名前には「貴婦人」の意味があるそうだ。 結婚と誕生の女神で、象徴は百合、聖獣は雌牛、聖鳥はクジャク。 クロノスとレアの娘、ゼウスの姉でもある。 子どもや婦人の生活が彼女の守護分野だということ。 |
セレス | Ceres | デメテル | ケレスの英語読み。イタリアの穀物の女神。オリュムポス十二神のひとりで、 クロノスとレアの子。ゼウスと結婚したそうだ。また、エジプトのイシス、 プリギアのキュベレ、彼女の母レアとも同一視される。オリュムポスではほとんど暮らさず、 地上の特にアッティアのエレウシスというところで暮らしていたそうだ。 |
オーロラ | Aurora | エオス | アウロラの英語読み。ティタン親族のヒュペリオンとティタン女神族のテイアの娘。 太陽神ヘリオスと月の女神セレネとの姉妹です。彼女は二頭の馬に引かれた戦車を駆って、 ヘリオスとともに大空を走った。最初の夫がティタン神族のアストライオスだが、他にも 何人もの若く美しい人間の男性に恋をして、いつも不幸な結果に終わっている。 |
フューリー | Fury | エリニュス | 復讐の三女神(エリニュエス)の単数形。復讐の三女神は、大地母神デメテルの復讐心 を擬人化したもの。それぞれティシポネ(仕返し、破壊)、メガイラ(恨み)、アレクト (名付けようのないもの)という名前がある。 |
ヴィクトリア | Victoria | ニケ | 勝利の女神で、人格神。ティタン神族のパラスとステュクスの娘。オリュムポスの 神々とティタン神族との戦で、父の元を離れたそうだ。彼女は、オリュムポスの道まで、 ヘラクレスに付き添う。勝利者たちの頭上に勝利の冠を掲げもち、翼のある姿で描かれた。 特にアウグストゥス帝時代から人気のある女神。 |
ディアナ | Diana | アルテミス | 古いイタリアの森林の女神で、野生動物の守護神。女性の守護神でもある。 月神で狩猟の女とも。オリュムポス十二神のひとりで、ゼウスとレトの娘。アポロンとは 双子。クレタ島のブリノーマルティスとディクテュンナ女神、月の女神セレネ、また元来は 一地方の神であったイピゲネイアなどと同一視される。 |